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【無知が差別や偏見を生む】アフリカで感じたこと

time 2018/11/02

【無知が差別や偏見を生む】アフリカで感じたこと

「無知は差別の根源なんじゃないか」
最近そんなことを考えています。

前回の記事からするとえげつないカーブ、
いや魔球並みの変化球を投げつけていますが(笑)

記事はこちら

120歳まで生きたい理由

人種差別とくくってしまうとその本質が見えにくくなると思うので例を挙げながら、
どういうニュアンスで「無知が差別を生む」
と思っているのかを伝えていきます。

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人って何で怒るの?


最近腹が立ったのはいつでしょう?
怒りだけじゃなく、
自分の感情に目を向けるのは大切なこと。

喜怒哀楽

一日の中で何があってそれに対してどんな感情を抱いたのか。

そんなことを帰りみち考えることを習慣にしていて、
気がむいたら寝る前にノートに書きつけたりもしています。

ではなぜ人は怒るのか。
怒りに満ちあふれた電車を例に考えてみました。

電車でムカっとするのはどんな時?

朝の満員電車ほど嫌いなものはありません。

何が嫌かって多くの人がお互いにムカついてること。
だから最近は気持ち少しだけ
「はにかんで」乗るようにしてます(笑)
完全に変な人(笑)

でも感情って伝染する。
殺気立っている場所にいれば自分もそうなる。
だから意識的に口角あげてます(笑)

話がそれました。
だいたい怒るのは押し合ったり自分勝手な人がいたり、大音量で音楽聴いてたりする人がいるから。

そもそもみんな自分が向かっている先(多くは職場)に本当は行きたくないのに
っていう理不尽に対する怒り。

つまり電車に乗る乗らない関係なく、
のれんくぐったら店主が怒ってた
みたいな、ストレスを感じた状況になってる。

その状態で最高に居心地の悪い満員電車に揺られようものならさぞかし大変。

この怒りに関しては正直手の施しようがない。
みんなで少し口角あげて電車に乗り込みましょう(笑)

想像力の欠如が怒りを生む

では少しシチュエーションを変えて。
わりと混んでる電車にまだ小さい子を連れた人が入ってきたとしましょう。
子供がめちゃめちゃ騒ぐ。車内を走り回る。親は何も言わない。

あなたは少し疲れているから腹が立つ。

似たシチュエーションは結構あると思います。
電車に限らず色んな公共の場で。

ではもし、その家族の中で大きなトラブルがあったとしたら。
例えば親戚や家族の誰かがケガをした
亡くなってしまった
病気が見つかったなどです。

その事情を知ってなお怒れますか?

自分の立場に置き換えて、身内で大変なことがあった、
子供が傷つき自分も途方に暮れている。
子供が周りに迷惑をかけて自分が怒られた。めちゃめちゃ辛くないですか?

僕はいつも怒っている人に出会ったら、
「何がこの人にそうさせるのか」を考えます。
上司に怒られたのかも、振られた?、仕事がうまく行かない、、

色々考えてると大抵は同情してしまい怒る気も失せます。
ここで何が事実なのかは大切ではなくて自分が冷静でいられることが大切だと思う。

ちょっとだけ想像力を働かせてあげることが出来れば、
もう少し居心地のいい世界になるんじゃないかな。

アフリカで経験したこと

さて、話を少しスケールさせてアフリカでの経験をお伝えします。

そりゃもう色々経験しました(笑)
死にかけたり騙されたりぼったくられたり差別用語言われたり。
死にかけたときの話はこちら

【乗らないと撃つ、殺す】タンザニアで死にかけた話

そんなわけで、アフリカ(海外?)に行ったら
必ずと言っていいほど言われる言葉を取り上げていきます。

チャイナ!チンチャンチョン問題

うん、アジア人みんな似てるからしょうがない!
僕も最初はすごく嫌だった。

「Shut a fuck up!!! I’m a Japanese!! Don’t say that again!!!」
(黙れくそ野郎!おれは日本人だ!二度と言うんじゃねえ!!!)
ひどいときはここまで言ってました….笑

念のため言っておくと
中国人が嫌いだからとかではありません。
見た目だけでジャッジされるのが嫌だった。

ここで生じるのは自分が思うアイデンティティと
相手が自分に対して抱くものとの間に生じるギャップ、

それから、相手がそれがどういうことなのかを知らないままに言ってしまっているという問題。

でも突き詰めて考えると、
「じゃあ誰が悪いんだ?」ってなる。

相手が自分に抱くものと実態が異なるのはよくあること。
「あれ、意外とこの人こういう一面あるんだ」
「あれ、自分て他人からはこう思われてるんだ」とかね。

ここで電車の話に戻って。

何かしらトラブルを抱えた人に対して、
何も知らないまま正論をぶつけた結果、
「実はこういう事情で…」と事実を知ったとしましょう。

悪いのは誰だろう?

これと同じことが「チャイナ!」と叫ばれた時に言えると思います。
その言葉で人がどれだけ傷つくのかを知ればこそ、人に優しく出来る。

それ以来「おほ!おれはまた1ついいことした!
それで君がハッピーになれるならいくらでも言い給え!!」
と思うようになりました。

ムズング!問題

これもおんなじ。
ムズング=肌の色が白い人という意味があるらしく、
僕が行った先(タンザニア・ルワンダ・ウガンダ)では言われました。

他のアフリカの国に行った友人からも
同じように言われたと聞いたので、
アフリカでは結構広く使われている言葉なのかなと思います。
で、言われていい気はしません(笑)

少し置き換えてみると、
日本に来ている初対面のアフリカ系の人に向かって、「Hey! Black!!」
って言うのと同じこと。言えないねうん。絶対言えない。

何がそう思わせるのかは分からないが、
失礼極まりないということだけは分かる。

じゃあなぜアフリカの人たちは僕らに向かって言えるのか。
グローバル化とあわせて考えてみました。

グローバル化とはつまりどういうこと?


世界は急速に近くなってますよね。

色んな情報は国境を越え、
都内を歩けば3割くらいはインバウンドなんじゃないかと思うことも。

でもいくらグローバル化が進んで
世界が小さくなっても国境を越えないものはある。
その土地ではぐくまれた文化や精神的な成熟度がそれだと思う。

いま世界は【相互依存】の状態にあります。

多くの日本人が中国人嫌いって言うけど、
中国のプレゼンスは日本より遥かに高い。
どっちの国がなくなるのが世界におよぼす影響が強いか比べれば断然中国。

人口、経済力、軍事力、どれをとっても日本は負けるけど、
唯一誇れるとしたら成熟した文化と精神性。

それは日本が中国に先駆けて経済発展を
遂げたからそうなり得たのかもしれないし、
もともと民族的な背景もあるのかもしれない。

じゃあ長い間植民地化され、
奴隷として扱われてきたアフリカ大陸の人々はどうか。
独立から成熟するだけの時間がまだ経っていないし、何よりも世界を知れる人の割合が少ない。

彼らが未熟だと言いたいわけではない。
グローバル化で確かに経済的に豊かになった人もアフリカには多くいるし、
決して差別的な発言をしない人もいる。

ただ単純に、
知らない人に納得感を持って何かを知ってもらい
理解してもらうことは簡単なことじゃない。

そこは外から来た人間ではあるけれど、
きちんと伝える(ムズング・チャイナは言わない方がいいよと)義務があるんじゃないか、
そんなことを帰ってくる直前になって感じました。

最後に

今回は人種の観点で僕が感じたことをシェアしましたが、
色んな面で言えると思います。

性別、宗教、文化、その人を構成する何か大切なもの。
それを知らないから差別的なことを言えてしまうし偏見を抱く。

もちろん中には知ってなお辞めない人もいる。
そういう人は適当(正しくという意味)に罰せられればいい。

ただ平気でそういうことが言えてしまう人に
どんな得があるのかはいささか疑問。
ちょっと打算的に考えてみれば損しかないのになって思う。

それを聞いてる人からすれば
「あぁ、そういう人なんだ」
って白い目で見られるかも知れないし、
自分を貶めてるだけなのにそれに気付けない。

僕がそういう人に出会ったら思うこと。

「うわぁ。この人未熟だ」

結局何が言いたいかって?
みんな電車では少しだけ口角あげて微笑みながら乗ろう!

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 ノビシロ.COMについて

大学3年生。 旅・読書・お酒・コーヒー・暗号通貨・ブロックチェーン・これから立ち上げるカフェのことなど、 広めのテーマで記事を書いていきます。 [詳細]

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