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今年1年を表す漢字は○

time 2018/12/25

今年1年を表す漢字は○

 今日はクリスマスですね。この間の日曜に父親と釣りに行きましたが、そこで釣れた魚を刺身などにして食べたところ、昨日のクリスマスイブの朝、もれなく体調不良を起こしました。両親がそろって嘔吐・下痢、僕も下痢に苦しみました。とんだクリスマスプレゼントを東京湾からもらってしまいました。苦笑

東京湾で釣れたイシモチたち。メリークリスマス

 そして今年もあとわずか。久しぶりの記事更新ですが、今年1年を表す漢字を考えてみました。それがこちら。

とっても迷った1年でした。1年の振り返りと、いまどんなことを考えているのかまとめていきます。日記です。

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今年の二月にアフリカから帰国


 2017年の6月にアフリカに渡航し8ヶ月間滞在、今年の2月に帰ってきました。何をしていたか、何を感じたかなどは過去の記事をご覧ください。

「アフリカ」タグから他の記事にも飛べます

全く日本に馴染めなかった

 帰国して一番辛かったのは日本に馴染めなかったこと。馴染めないというか退屈で仕方なかった、という方が近いかも。毎日が賑やかで常に新しい刺激と発見に満ち溢れたアフリカでの生活と比べると、静かな街や電車のなか、目が合えば睨み、肩が触れれば怒り出す人がほとんどの日本での暮らしはストレスそのもの。

モノと情報に振り回され、何か大切なことをないがしろにしてるんじゃないか。
その何かは家族、友人、自分のからだ、幸せ、生き方など、自分の意識の範囲内で完結することがら。その点、アフリカに行く前の僕は生き急いでいたと思う。

自分が興味のある範囲でしか吸収しようとしなかったし、単一線上にしか自分の未来を見ていなかった。つまり数ある選択肢の中から選ぶことをせずに、アフリカで起業することが最終目標になってしまっていたのかなと思う。

でもある時期から、今まで気付かなかった身近にある美しい景色、モノ、日常生活のワンシーンなどに目が向くようになった。そうやって美意識をあげようと思うと、日常が面白くなる。普段使うコーヒーカップ、器、お店のデザインなど、ありとあらゆるものの背景に意識が向く。

「これはなぜこの形状なんだろう?」
「なんでこのレイアウトにしたんだろう?」

色んな可能性があった中から、選択され残った結果が目の前にある。
パラレルで他の形もあり得た。じゃあ何が削り取られたんだろう。
そうやって妄想すると楽しい。

まぁ何が言いたいかというと、もっともっとピラミッドの一番下のところを拡げつ、厚くしたいということ。まだ選ぶ段階に来ていないのかなと。

大学がつまらない


 これに関してはどうしようもない。結果的に経済学に興味がないことが分かったから。今はどちらかと言うと文化に関心がある。でも卒業はするって決めたし、図書館には大量の本があるから、卒業までの1年は、数少ない面白い授業を受け、たくさん本を読む。この年末年始の短期休みも13冊読むと決めているから、2018年に読んだ本でオススメを記事にしようと思う。

 休学を終えて、復学した当初は人生レベルで病んでいたから大学なんてどうでもいいって思っていた。その証拠に、4月だけで8単位落とし、5月までの2ヶ月で10単位落とした(出席しなかったから)。当初は自分がどう生きるかの方が重要だったし、それが分からなくて授業どころではなかった。

 ただ僕の基本スタンスとして、世の中にあるもの全てに意味はないと思っていて、個々人がやりたいように勝手に意味づけしているだけ。ある人にとっては価値があることでも僕からすれば価値がないし、その逆ももちろんある。だから物事をまっさらな状態で見る力って大切だなって最近はつくづく思う。人って自分が見たいモノを見たいようにしか見ないから。

さて、どうやって生きていこう

 ここまでダラダラと書いてきたけど、じゃあどうやって生きていくのか。
最後に書いておきたい。

100年後をデザインしていく

 
 ある時まで、「100年後の未来が今よりもよくなっていたらいいな」としか思っていなかった。なぜかと言うと、未来は誰にも分からないことだし、いつどこで何が起るか分からない。それよりも目の前のことを大切にすることが絶対だと思っていたから。
だけど、僕らの今の便利な生活は、過去の先人たちが築いてきてくれた土台の上に成り立っている。だから僕たちも、100年後、200年後、300年後の子孫たちに、住みよい地球を残す義務があると思う。それを忘れちゃいけない。

 いま地球レベルの問題がたくさんある。天候や動物、自然環境も含めた広い意味での環境問題、貧富の格差、資源紛争、原子力、エネルギー、食料、人々の健康、ナショナリズムの台頭から国際関係の悪化など。

 20世紀まで、2000年間の人類史は戦争の歴史だったけど、半世紀間の2度の世界大戦を通じて、他者を大事にしようという同意に至った。なのに他者を大切にすることに疲れたのか、グローバリズムが富の分断をしたからなのか分からないけど、「アメリカファースト」や「イギリスのEU離脱」など、自国優先が再燃している。世界が近くなりすぎた今の時代に、少し距離を取ることが大切なのは分かる。人間関係でも同じことが言えるから。でも争っていても何の解決にもならない。
そこで僕が関心があることを最後に紹介していきたい。

コミュニティ×食×文化


 人は孤独な存在。生まれてくるときは母親とくっついているし、もしあなたが双子なら、それは孤独とは呼ばないのかしれない。

けれど死ぬ時を考えてみよう。みんな平等に孤独だ。独りで死んでいくしかない。
どんな大富豪も大統領も首相も等しく孤独に死ぬ。だけど、生きている間は誰かと繋がっていることが幸せを感じる要素として大きいのは研究でも明らかになってきている。相互依存的な、相補完的な関係を築けるかどうかが、幸せに生きていく上で重要だと言えるし、そうなると安心して所属できる集合体は欠かせない。だからこの3つのテーマをかけ算して何かしたいと最近は考えている。食と文化についてもう少し深掘りしていく。

食は人だけでなく、ありとあらゆる生物が生きていく上で欠かすことが出来ない。そして食を支えているのは間違いなく土壌環境。だけど、60~70年で、地球の土壌がダメになり、食べ物を栽培できなくなると聞いたらどう思うだろう?
想像がつかないからも知れないけど、事実として起こりうるんだとつい最近知ったから紹介したい。

日本の種子(たね)を守る会の方が、大学で講義をしてくれた時に聞いた話。
地球は46億年前に誕生したのは広く知られているけど、その46億年の間に何が起って地球が生物にとって暮らしやすい環境になっていったのか。

きっと、「9割近くを占めていた二酸化炭素が、植物の光合成によって酸素の割合が増えていき、今の状態になった」、ということは想像がつくと思う。

じゃあその役割を担った存在、つまり岩石しかなかった当時の地球で、誰が植物が生息できる環境に変えたのか。この話を聞いたときは感動・感心した。

当時の地球を覆っていた岩石が、微生物の働きによって分解され、植物に欠かせない土壌がつくられた、ということが分かってきたらしい。その講義のなかでは驚く話がいくつもあったけど、ここではかいつまんで紹介し、詳細は再度記事を書きたいと思う。

 地球は水の星と言われるが、微生物の星とも言える。それは上で書いたように、微生物の働きによって長い年月をかけて土壌が育まれ、今の生活が出来ているからだけど、現代でもすごい働きをしていることが解明されている。

生物が生きる上で欠かせないミネラル。実はこれを生成できるのは微生物のみ。動物は植物などを通じてミネラルを摂取するけど、植物は光合成によってつくったエネルギーを地中に放出し、微生物に与えることでミネラルをもらっている。
太陽→植物→微生物(ミネラル合成)→植物→動物、というように循環している 。

例えば片方の手のひらいっぱいに乗る土の中に、どれほどの微生物がいるのか。
全ての微生物を繋げ、距離で測ると10km、数にするとなんと100億。
たった手のひらいっぱいで、人類の総数を超えるだけの微生物が存在している。

更に地球上に存在する微生物を全て足すと、全ての動植物を足しても遥か及ばない数の微生物が地球上に存在しているらしい。想像がつかない(笑)

 ところが、戦時中や、戦後発達した化学薬品により、その生態系や循環が壊されている。化学肥料や農薬を用いることで、植物が地中にエネルギーを放出しなくなり、植物の根の周りに形成されるはずの微生物のネットワークがなくなってしまう。実はこのネットワークが植物にとって免疫機能を果たしていたり、根を強くしているらしく、それがなくなってしまうと病気にかかったり、簡単に土から抜けるようになると土砂災害が起こりやすくなる。
本当はもっと紹介したいところだけれど、詳しくは別の記事にまとめます。


 様々な課題があるなかで、僕は文化がこれからは重要になると思っていて、行き過ぎたグローバリズムで、アイデンティティの喪失が起こり、世界中どこに行ってもマクドナルドやピザハット、似たようなファストファッションが見られ、文化の均質化が進んでいる。マクドナルド化(Mcdonaldization)という言葉も生まれている。

それらが本当に人類にとっていいものであれば、一個人の意見で止めることは出来ないけれど、食が人々の健康を害し、環境を害し、ファッションも環境に影響を与えるなら、変えていかなければ、本当の意味で持続可能な世界は実現できない。例えば、既存の食の仕組み(工業型農業)では、生産から流通までのCO2排出量が、全体の4~5割を占めるいう指摘もある。

 そこで注目を浴びているのが、古代から営まれてきたライフスタイル。
それが最も持続可能性が高いと僕は考えている。日本は古来からアニミズムを信仰していて、自然と人間を分けて考えることはなく、人も自然の一部だった。だから与えられた環境の中で、いかに生き延びるかを考え実践してきた歴史がある。

その結果、保存が利くように発酵や漬け物が発明され、東北など寒い地域では、試行錯誤しながら山菜を積極的に摂取してきた。そんな食文化をもう一度取り入れる時代に来ていると僕は思う。
詳しくは食から見る世界を読んで欲しい。

分野横断的な知識と思考と


 これからは特定の分野だけでなく、様々な領域を横断的に学ぶ必要があると思っていて、例えば地球の存続を大目標にしたした結果、人間が生活できなくなっては本末転倒。地球を守りながらみんながきちんと食べていけるように、”経済”というのは重要な概念だし、世界の各地域で育まれた文化を取り戻しつつ、グローバル化と付き合うには文化人類学や、最近注目され始めた比較文化学の領域の知識が必要になる。戦後以来、世界を覆いつつある資本主義を見直すとなると、経済学だけでなく哲学や心理学も求められる。

そしてお金の形も必ず変わっていく。

政治だって30年、50年、100年先を考えたら今とは在り方が違っていると思う。
そしてその変化の速度が、テクノロジーの進歩で、格段に早まるのは自明。

そしてテクノロジーが進化すればするほど、知識社会化が進んでいくだろうし、個人の成熟度が伴わないと、民度格差のような残酷な未来になってしまう。ただ悲しいかな、簡単な読解すら出来ない人があまりにも多いということが指摘されている。

これも別途記事にしたい。


 長々と書いてきたけど、もっと学ぶ必要があるということが伝わればハッピーです。
僕は1日家にこもって本を読んでいるけれど、皆様素敵なクリスマスを:)

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大学3年生。 旅・読書・お酒・コーヒー・暗号通貨・ブロックチェーン・これから立ち上げるカフェのことなど、 広めのテーマで記事を書いていきます。 [詳細]

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